以前から斎藤一人さんの本を読んでいます。
私の経験から言うと、おばちゃん達は好きですよね。
今回はこのシンプルなタイトルに惹かれて読みました。
う~ん・・・そんな自信はないな。
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” 眼力 ” とは
1 目で物を見る力。視力。がんりょく。
2 物事の善悪・真偽・成否などを見抜く能力。がんりょく。
とあります。
この本で言う ”眼力” は2の方の意味ですね。
読んでみて、なるほどね~と思う事ばかりです(笑)
この本は、英語の通訳になりたがっている男の人の話から始まります。
この方は試験に落ちたばかりで、「次は絶対、受かります!!」
と言っており、周りの人も、
「通訳なんてすごいね~」という反応でした。
まぁ・・そうなりますよね。
英語なんて私は苦手だし、頑張っているのだから受かってほしいと。
ですが、一人さんは不思議に思い質問しました。
「通訳になった後、仕事はあるの?」
今時、英語を話せる人は山ほどいます。
帰国子女で、英語の方が自然に出てくる人とか。
すでに今、通訳をやっている人でさえ、仕事をもらうのが大変なのに、
何度も試験に落ちるような人が、
生きていくのに十分な仕事をもらえるのか?
夢を持っているのは素晴らしいことだけど、後の事もきちんと考えておかないと。
『こんなはずじゃなかった~!!』
って泣くこともあり得ます。
だけど、事前に知ってさえいれば避けて通れるものは山ほどあります。
そうならないために必要なものが、
”眼力”見抜く力です。
その他に、国際政治や景気の問題を通しての ”眼力”
会社を経営するのに必要な ”眼力” など
わかりやすく、面白い話をたくさん教えてくれます。
中でも、三代目でつぶれる会社の話は家にピッタリで(笑)
なるほどね~と思わされました(^-^)
テレビやなんかで毎日得られる情報も、
上辺だけみて右往左往してたらダメだな~と思います。
大切なのは自分の頭で考えること!ですね。
他にも
[imglist icon=”dot2″ color=”green”]- なぜ日本人は英語が苦手なのか
- なぜ小さいうちから、学校で右にならえの教育をさせられるのか
- なぜ急に「個性の時代だ」と言い出したのか
など、子育て世代にも興味を惹かれる話が満載ですよ。
内容も面白いですが、読みやすいのでサクサク読めると思います。
サクっと読めるのに、深いです (^^♪
この本を読まなかったら、
疑問にも思わないで、『こういう世の中だから仕方ない』
と思って生きていたであろうことが山ほどあったと思います。
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